URLから、モーション動画へ

朱喬一

朱喬一

創業者 / CEO

2026年3月23日

8分で読めます

URLから、モーション動画へ

URLからモーション動画へ

プロダクトを勢いのままに作り上げて、いざ出荷。Product Hunt用、Twitter用、ランディングページ用のモーション動画が欲しい。でも、モーションデザイナーに払う5,000ドルはないし、2週間も待てるわけがありません。

もし、URL1本で済むとしたら?

URLひとつ。それだけ。

Motionflareの入力は、考えうる限り最もシンプルです。あなたのウェブサイトのURL。

貼り付けたら、セットアップは終わりです。書くべきブリーフも、アップロードする素材も、Figmaから書き出すブランドガイドラインもありません。ただのURLです。

そのひとつの入力から、Motionflareは、モーションデザイナーが何時間もかけて手作業でやることをすべてやります。プロダクトをリサーチし、ビジュアルアイデンティティを理解し、あなたのサイトに置いても違和感のない動画を作り上げます。

なぜ「もうひとつの動画エディタ」を作らないのか

Adobe After EffectsのUI

最初によく聞かれるのは、「つまりオンライン版After Effectsを作っているの?」という質問です。

いいえ。意図的に、作っていません。

世界に必要なのは、もうひとつのタイムライン型動画エディタではありません。優れたものはすでにたくさんあります。After Effects、DaVinci Resolve、CapCut、Descript。どれもパワフルで、柔軟で、動画を編集したい人のために作られています。私たちのユーザーは、そういう人ではありません。

私たちのユーザーは、午前2時に機能を出荷して、朝までに動画が必要な創業者です。週に3本のプロダクトアップデートを公開していて、デザインチームの順番待ちには付き合えないマーケティング担当です。動画エディタを一度も開いたことがなく、開くつもりもないソロ開発者です。

こうした人たちにとって、タイムラインは機能ではなく、障壁です。キーフレームは力ではなく、威圧です。「はい、白紙のキャンバス。さあ創作を」というパラダイムそのものが、間違ったスタート地点なのです。本当に必要なのは、「これが私のプロダクト。かっこよく見せて」なのですから。

それが、Motionflareの核にある設計判断です。柔軟性を差し出して、速さを取る。500種類のトランジションは渡しません。プロダクトを分析して、正しいものを選びます。フォントサイズの指定は求めません。あなたのウェブサイトから読み取ります。レンダーキューは見せません。ただ、動画をお渡しします。

複雑さが住むのは私たちのパイプラインの中であって、あなたのワークフローの中ではありません。

コントロールがゼロという意味ではありません。コピーの編集、セクションの差し替え、テンポの調整はできます。ただ、デフォルトの出力がそのまま出せる品質であるべきで、ほとんどの人にとっては、実際そうなります。

無限のコントロールと60時間の学習曲線を渡すツールより、60秒で見事な動画を渡すツールでありたいのです。

舞台裏で起きていること

URLを送信すると、Motionflareは完全自動のパイプラインを動かし始めます。

1. ウェブサイトのスクレイピングとスクリーンショット撮影

Motionflareは、実際のユーザーのようにサイトを訪れます。ページをたどり、ヒーローセクション、機能ブロック、料金テーブル、主要なUI要素の高精細なスクリーンショットを撮影します。これらが、動画の素材になります。

URLを分析するMotionflareのワークスペース

ただのサムネイル取得ではありません。複数のビューポートでサイトをレンダリングし、スクロール状態をキャプチャして、プロダクトを最もよく表すビジュアルの瞬間を抽出します。

2. デザインスタイルの分析

ここからが面白いところです。Motionflareはサイトを撮影するだけではありません。サイトを理解します。

AIがあなたのデザインシステムをリアルタイムで分析します:

  • カラーパレット:CSSから直接抽出したプライマリ・セカンダリ・アクセントカラー
  • タイポグラフィ:見出しと本文から検出したフォントファミリー、ウェイト、階層
  • レイアウトパターン:カード型か、ヒーロー中心か、ダッシュボード型か、エディトリアル型か
  • ビジュアルトーン:ミニマル、大胆、遊び心、コーポレート、ダークモード、グラスモーフィズム
  • 余白とリズム:あなたのビジュアル言語のテンポ

この分析があるから、生成される動画はプロダクトを「映す」だけでなく、プロダクト「らしく」感じられます。トランジションも、カラーグレーディングも、タイポグラフィのアニメーションも、すべてあなたのブランドのDNAを受け継ぎます。

3. モーション動画の生成

スクリーンショットとデザイン分析が揃ったら、Motionflareは、そのまま公開できるモーション動画を生成します。

動画は、実績のあるプロモーション構成に沿って進みます:

  • フック:バリュープロポジションを軸にした、目を引くオープニング
  • プロダクトショーケース:滑らかなトランジションでUIの動きを見せる、アニメーション化されたスクリーンショット
  • 機能ハイライト:ブランドフォントに合わせたキネティックタイポグラフィで、主要機能を際立たせる
  • コールトゥアクション:コンバージョンのために設計された、締めのフレーム

生成されたモーション動画

すべてのトランジション、すべてのアニメーション、すべてのテキスト表現が、デザイン分析から導かれます。ダークモードのSaaSダッシュボードには、シネマティックでムーディーなトランジションを。明るいコンシューマーアプリには、エネルギッシュで遊び心のあるモーションを。プロダクトから作られた動画だから、プロダクトに似合うのです。

なぜマーケティングにとって重要なのか

マーケティングチームの出荷速度は、かつてないほど上がっています。プロダクトアップデートは毎週公開され、機能の告知はTwitterでリアルタイムに流れます。それなのに、動画制作だけがいまだに代理店のスケジュールで動いています。

ここに、痛みを伴うギャップが生まれます。最速で出荷するチームほど、その仕事を増幅してくれるコンテンツを作る時間がないのです。

Motionflareは、動画制作をプロダクトサイクルと同じ速さにすることで、このギャップを閉じます。

ローンチ月ではなく、ローンチ日に。出荷したその日にモーション動画を生成。Product Huntのローンチページに、チェンジログに、ソーシャル投稿に。ほかの誰かがAfter Effectsを立ち上げるより先に。

出荷と同じ速さでイテレーション。ランディングページをリニューアルした?料金を変えた?もう一度URLを貼るだけ。60秒で新しい動画。撮り直しも、再書き出しも、フリーランサーとの往復もありません。

デフォルトでブランドに忠実。動画は実際のウェブサイトから生成されるので、いつでもオンブランドです。共有すべきスタイルガイドも、予定を合わせるデザインレビューも、「その青、もっと青くできる?」のフィードバックループもありません。

テンプレートではなく。画面録画でもなく。

これが「何ではないか」も、はっきりさせておきます。

ロゴを差し替えて完成、というテンプレート集ではありません。テンプレートは、テンプレートに見えます。誰もが見抜きますし、ブランドを増幅するどころか薄めてしまいます。

BGMを付けた画面録画でもありません。Loomは非同期のコミュニケーションには最高ですが、マーケティング素材ではありません。

Motionflareが生成するのは、オリジナルのモーション動画です。実際のプロダクトUIから構成され、実際のデザインシステムでスタイリングされ、実際のマーケティング効果のために設計される。出力は、ホームページに誇りを持って置けるビデオファイルです。

この先にあるもの

私たちはまだ始まったばかりです。この先の行き先を少しだけ:

ビジュアルエディタ。生成後の微調整。文言の編集、タイミングの調整、スクリーンショットの差し替え、セクションの並べ替え。すべてビジュアルなインターフェースで。タイムラインの専門知識は不要、でも欲しいときには十分なコントロールを。

オーディオ対応。動画のテンポとトーンに合わせたBGMとAIナレーション。厳選されたBGMトラックから選ぶか、複数の声から選べるナレーションを生成して、動画に磨き上げられたプロの音を。

ショーケースギャラリー。コミュニティが生成した動画の公開ギャラリー。何ができるかを眺め、ほかのプロダクトの見せ方から刺激を受け、自分のローンチで試したいスタイルを見つけてください。

ウェイティングリストへ

私たちはこれを今まさに作っていて、まもなくローンチします。プロダクトを出荷して「これの動画があればなあ」と思ったことがあるなら、それをワンクリックの現実にするために作っています。

motionflare.aiでウェイティングリストに登録すると、ローンチ時に早期アクセスをお届けします。先頭に並んだ方は、無料で試せます。